コロラド

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作詞がビリー・モール、作曲がロバート・A・キング(日本語詞が近藤玲二)の“ Moonlight On The Colorado(コロラドの月)” を、小学校の授業で習いました。

1 コロラドの月の夜 ひとり行く岸辺に
想い出を運びくる 遥かなる流れよ
若き日今は去りて きみはいずこに
コロラドの月の夜 はかなく夢は返る

2 コロラドの山の端(は)に 涙ぐむ星かげ
今もなお忘れられぬ うるわしき瞳よ
夜空に君の幸を 遠く祈れば
コロラドの山の端に はかなく夢は返る
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    Moonlight On The Colorado

1. Each night I sit beside the campfire dreaming
In England’s hills and dales across the sea
And as I watch the embers softly gleaming
I always picture in my memory;
Moonlight on the river Colorado
How I wish that I were there with you
As I sit and pine, each lonely shadow
Takes me back to days that we once knew
We were to wed in harvest time, you said
That’s why I’m longing for you
When it’s Moonlight on the Colorado
I wonder if you’re waiting for me, too.

2. Sweet heart, do you recall the night we parted
Beneath the moonlight on the river’s shore
Each time I see the moon I’m broken hearted
Just longing to return to you once more;
Moonlight on the river Colorado
How I wish that I were there with you
As I sit and pine, each lonely shadow
Takes me back to days that we once knew
We were to wed in harvest time, you said
That’s why I’m longing for you
When it’s Moonlight on the Colorado
I wonder if you’re waiting for me, too
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山の中で生まれたせいか、アメリカでも、ロッキー山脈の麓(高原)にあると言う、コロラド州(州都はデンバー)に惹かれたのです。よく、こんな大人の恋の歌を、小学校で教えていたものだと、大人になって思うのです。でも、『いつか行ってみたいなあ!』と思ったわけです。そんなマセタものにではなく、まだ小学生の私は、まだ見ぬアメリカ、〈コロラド・ロッキー国立公園〉に行きたかったのでしょう。この歌の歌詞にあるロマンチックさにとらわれてしまったわけです。

大きさや広さへの憧れでしょうか。狭い日本に住んでいて、自分の母国を知り尽くしたわけでもないのに、アメリカ兵が放り投げるのを、競って拾っては食べた、美味しいチョコレートやチューインガムやピーナッツを、ふんだんに食べられる繁栄の国・アメリカに行ってみたい、占領国の矛盾した少年の日々でした。

そんな私が、アメリカ人起業家と一緒に働き、子どもたちを、その国に留学させて、学ばせたことは不思議よりも、奇跡なのかも知れません。娘たちは、そこで出会った青年と導かれて結婚に至ったのも、大きな手の導きに違いありません。コロナ旋風に翻弄されているアメリカが、そこに住む娘たち家族が気になります。

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