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広島県呉市の灰ヶ峰に咲く「タムシバ(ニオイコブシ)」と「アセビ(馬酔木)」だそうです(「里山を歩こう」から)。まるで「春の王者」のように咲き誇る桜に、誰しもが思いを向いてしまうのですが、分け入る山中に、ひっそりと春の訪れを知らせて、綺麗に咲いている花があるのですね。桜から目を反らせて、思いを、そこに向けて見たいものです。
瀬戸内海に面した呉市は綺麗な街なのでしょう。この町の高校の校長先生とお会いした事が、ずいぶん昔にありました。隣には江田島があって、旧海軍の兵学校があった様です。少女だった母の憧れの人が、そこにいて、国を守ろうと学んでいたのです。
一度訪ねてみたいし、里山も歩いてみたいものです。
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