国際貢献

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この秋、国際社会で、大きな問題になっていたのが、「エボラ出血熱」の蔓延です。アフリカ大陸の西部の国々で、蔓延し、医療従事者に感染し、そこから第三次の感染が危ぶまれていると言うのが、今の問題です。日本にも感染が広がる可能性もあるわけす。

私の長女がシンガポールで働き始める時、「サーズ」が流行っていて、中国大陸や香港、そしてシンガポールでも、感染された方が亡くなっていると言うニュースが、飛び交っていました。『渡航を延期した方が・・・』と思ったのですが、彼女は、マスクをして出かけてしまいました。親の心配をよそに、恐れなかったのが好かったのでしょうか、間も無くこの流行が収束したのです。

そんな恐れの中、日本の製薬会社の薬が、「エボラ出血熱」の治癒に有効だと言われています。また、昨日の朝のニュースですと、特別製のマスクに殺菌作用があって、感染拡大に有効な防疫機能を持っていると伝えています。こう言った世界大の問題に、日本の企業が貢献できると言うのは、<物作り大国>を掲げて来た国としては嬉しい限りです。

また、在米の大学で、日本人研究者が、ガンを制圧できる薬を開発したとのニュースもありました。これも画期的なことです。人の命に関わることに貢献できる人材がいると言うのを、私たちは誇るべきかと思うのです。こう言った人材や機関を作り出した、日本の教育や研究の成果が、今顕著に現されてきているのでしょうか。

国際貢献が、軍事や産業だけではなく、人間の根本的な面で、役割を果たせることは、驚くべきことと思います。この様なニュースを聞いた多くの青少年が、地球的な規模で、平和や福祉や幸福のために役立ちたいと、自信と使命感を持って、学んでいって欲しいものです。

私の愛読書に、次の様なことが記されています。「えやみもあなたに天幕に近づかない」と書いてあります。「えやみ」は、原因不明の流行性の疫病のこと、「天幕」は、家とか民族とか国家を意味しています。そこを害することがないことの約束です。この約束を握りしめて、この時代を生きていきたいものです。

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