「天変地異」とは、デジタル大辞泉によりますと、「天変と地異。自然界に起こる異変。台風・地震・洪水など。」とあります。この数年、今まで聞いたことのないような、「ゲリラ豪雨」とか、「風呂桶をひっくり返したような豪雨」という言葉を、天気予報やニュースで耳にするようになりました。それも日本だけの気象情報ではなく、世界中から、ハリケーンとか竜巻、異常降雨とか日照りと言ったことが伝えられてきています。先週は、フィリピンが、台風30号の襲来で、甚大な被害を蒙ったとのニュースがありました。1000万もの被災者が、レイテ島などにあり、死者も2300人もあり、今後増えそうだと言っております。
生まれてから、これまでで一番驚いたのは、「東日本大震災」の「津波」でした。映像で見ただけですが、まさに、「海と波があれどよめく」と言った自然の猛威でした。その様子を見ていた私も、その津波を高台から、驚きの声をあげて見入っている人の顔も、「不安」で一杯にさせられてしまいました。これまでの時代は、雨の降る量も風速も、気温も気圧も、「制限」されていて、その垣根を超えることは、まずほとんどと言って好いほどなかったのではないでしょうか。大きな手が、阻止していたのです。それなのに、その手が引っ込められてしまっているかのように感じてなりません。島根県の西、山口県に隣接するところに、「津和野」という町があります。「小京都」と言われる街並みで名を馳せていますが、今夏は、その豪雨のニュースで有名になった町です。ほとんどニュースになったことのない町なのですが。
気象異常だけではなく、日本やアメリカやヨーロッパ諸国からのニュースを聞きますと、「発砲事件」、「殺人事件」が多発して、人心が乱れて、待ったり我慢したりできない現代人と特徴のように思えてなりません。「人の愛が冷えている 」のでしょうか。それが間接的な原因で、自然界の正常な運行を狂わせてしまっているようにも思えるのです。
静かな秋に、「木枯らしが吹き始めました!」とニュースを聞いた途端の「台風襲来」の衝撃のニュースでした。「最大瞬間風速105m」とは想像を絶する勢力です。ここも日本も、間もなく冬になりますが、どなたも来年が心配になってきているのではないでしょうか。ただ、受けるだけで、人間の強い願いも思いも、自然の猛威を防ぐためには、どうすることもできません。自然の力の前に平伏する以外にないのでしょうか。「恐ろしさのあまり気を失う」ようなことにならないように願う、悲しいニュースが、フィリピンから伝えられている十一月の中旬です。被災者のみなさんの健康と、被災地の復興をこの華南の空の下からお祈りいたします。
(写真は、「台風」の衛生写真です)