八月の最上川

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 『 大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現れます。 (ルカ2111節)』

 イエスさまが、『あなたがたの見ているこれらの物について言えば、石がくずされずに積まれたまま残ることのない日がやって来ます。』と話された時、弟子たちは、《その日》が、どんな日なのか知りたかったのです。それで、『先生。それでは、これらのことは、いつ起こるのでしょう。これらのことが起こるときは、どんな前兆があるのでしょう。(ルカ2167節)』と、でしたちは質問し返しました。

 先日のニュースで、『アメリカのニュートークでサル痘激増!』を伝えていました。日本でも数例のサル痘感染者が、帰国したと伝えています。さらに世界では、「マールブルグ病」の流行の兆しをみせていると伝えています。新コロナの感染もまた激増中です。先日は、〈警戒レベル5〉の桜島の火山爆発が起こったと、ニュースが速報していました。

 2週間ほど前になりますが、『ドスン!』と言う物音がして、『ガサッ!』と建物が一瞬揺れたのです。次男が教えてくれた、わがやのペットボトルの地震計が、しばらく波打って揺れを報せてくれていました。この三十数年前に建てられた、石で積まれた建物ではない、堅固なコンクリート製の建物が揺れたのです。

 『語っておられる方を拒まないように注意しなさい。なぜなら、地上においても、警告を与えた方を拒んだ彼らが処罰を免れることができなかったとすれば、まして天から語っておられる方に背を向ける私たちが、処罰を免れることができないのは当然ではありませんか。 あのときは、その声が地を揺り動かしましたが、このたびは約束をもって、こう言われます。「わたしは、もう一度、地だけではなく、天も揺り動かす。」 この「もう一度」ということばは、決して揺り動かされることのないものが残るために、すべての造られた、揺り動かされるものが取り除かれることを示しています。(ヘブル人122527節)』

 地震や疫病などが頻発することは、もう一つ重要な意味は、「警告」だと言うのです。堅固に建てられた神殿が、敵の攻撃で崩れ落ちるのとは違って、あらゆる物が、神によって揺り動かされ、崩壊することがあることを、聖書は記しています。

 安逸を貪っている現代人は、盤石な地球の上に生活をしているのではなく、常に揺らいでいる中にあり続けています。ところが、今までにないような形で、地が揺すぶられ、私たちが築き上げてきた物が、揺るぎ、崩壊する時がくると、聖書は警告するのです。

 きっと地位も、名誉も、財産も、人生の確固たる基盤だと信じてきた全てのものも、一瞬にして揺らぐのでしょう。阪神大震災や東北大震災の起こった時、またウクライナ戦争でも、街の伝統ある建物、父や祖父が残してくれた田畑も、地震や火災や人為的なミサイル攻撃で、瞬く間に崩れ落ちる様を見せつけられて、人の築いた可視不可視の一切の建造物が、崩落してしまっています。

 人の歴史の多くは、愚かなことの繰り返しではないでしょうか。神さまは、語っておいでです。『時を読め!』、今が何時だと言うのではなく、どのような時代を迎えているの兆候であるかを知る時なのです。聖書に、次のようにあります。

 『語っておられる方を拒まないように注意しなさい。なぜなら、地上においても、警告を与えた方を拒んだ彼らが処罰を免れることができなかったとすれば、まして天から語っておられる方に背を向ける私たちが、処罰を免れることができないのは当然ではありませんか。(ヘブル12:25)』

 聞く耳を開いているなら、その警告の声を聞くことができます。この社会の出来事、SNS、噂話にばかり、耳を傾けているなら、その雑音で耳を塞いでしまって、神さまの愛に溢れた、語っておられる声を聞くことができなくさせるのです。氷河が溶けて、海面の水位が上がっていたり、空気や海水が汚染されたり、何よりも、「人の愛が冷える現象」こそが、重要なことを伝えているに違いありません。

 ノアの時代のように、神さまの警告を無視した人々は滅びていったのですが、ノアたち8人は、船に乗って滅びを免れました。気を失うような、また不安や恐怖が、現代人の心を満たしています。芭蕉が、『五月雨を 集めて早し 最上川』と、「奥の細道」に詠んだ俳句の「最上川」が、この八月の豪雨で氾濫したニュースを聞いて、驚いているわたしです。

(最上川二様、下は毎日新聞ニュースからです)

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