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古来、日本では、二月を「如月(きさらぎ))」と呼んできました。まだまだ寒いので、重ね着を意味する「衣更着」が語源だと言われ、また春に向かって万物が動き始めるという意味も持つのだそうです。文化的な影響を受けてきました中国の呼び方と同じだそうです。番号で月を表現するよりも、季節感があってよいのかもし知れません。
その中国では、「春節」を迎えます。毎年日が決まっていなく、2021年の元旦は、「二月十一日」です。爆竹を鳴らし花火を上げて、新しい年を迎えるのです。天津で、初めて春節を迎えたのが、2007年でした。外国人アパートの七階の窓の真横で、花火が炸裂したのには、驚かされ、街中の天文台の近くを歩いていた時に、足道で爆竹が爆裂し、追い立てられてしまいました。あの火薬の匂いが、思い出されます。
今年は、コロナ退散のために、いつもよりも激しく、中国全土で、爆竹が鳴り渡ることでしょう。驚かされたわりには、懐かしい中国の風物詩です。好い年を迎えて欲しいものです。写真は、わが家の四階のベランダからの、日の出と日の入りです。陽の光が、もう春です。
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