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いつも思うことですが、真っ黒な鉢の中の土から、こんな濃紫の色、ビーロードの様に、綺麗な花が咲くのが、不思議でたまりません。この朝顔を見ながら思ったことですが、苦界の中で,業の子として生まれた赤子は、罪の子でありながらも、王宮に生まれた王女と同じ命を受け継ぎ、愛くるしさをたたえているのですね。生まれた背景が違っても、命は尊厳の中にあります。人は植えますが、養い育ててくださる《命の付与者》の業にちがいありません。
何度目の朝を迎えたことでしょうか。昨日と打って変わって、朝日が西側の窓から射し込んできます。今日も好い一日でありますように!
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