備え

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“お天気.com”に、次にような記事があります。

「観天望気(かんてんぼうき)」とは、生物の行動や自然現象(雲や霧の様子)を観察して天気を予想することです。
例えば、観天望気には、
「夕日が出ると次の日は晴れる」
「おぼろ雲(高層雲)は雨の前ぶれ」
「山に笠雲がかかっていると雨が降る」
「カエルが鳴くと雨が降る」
「猫が顔を洗うと雨が降る」 
「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」
などがあります。
高層雲は温暖前線の接近を、笠雲は水蒸気を多く含んだ空気が強風によって山にぶつかる事でできます。必ずそのような天気になるとは限りませんが、登山などの際には観天望気によって事前に注意する事ができます。

これからの天気の兆しが、自然界に現象として現れるので、いろんな〈お天気の諺〉があるのです。下駄履きの子どもの頃、本気で履いてる下駄を、足で放り上げて、『明日天気になーれ!」と願ったことがありました。

“ Red sky at night shepherds’ delight ; Red sky in the morning, shepherds’ warning.”
(イギリス/夜の赤い空は羊飼いの喜び、朝の赤い空は羊飼いへの警告)
 日本の表現は、「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨の前兆。」

“ The ash before the oak、Choke, choke, choke,The oak before the ash、Splash, splash, splash.
 (トリネコが先なら 乾く・焦げる・枯れる オークが先なら 水が雨がザブン, ザブン, ザブン)
 [意味] トリネコの木がオークの木より若い芽を出したとき, その年の夏は乾燥が進むであろう. 作物にとっては厳しい環境になるだろう. オークの木が先に芽を出したならば, その年は温かく湿った空気が入るだろう, 雨がいっぱい降る事を示している.

「東の虹は晴れ、西の虹は雨」
「アリが巣をつくると雨が降る」
「綿雲は雨が近い」
「朝、入道雲が出ると午後は大雨」
中国の農村で言い伝えられている天気を予報した諺です。

それにしても、近年、気象異常が続き、その激しさは増し加わっています。中国の南部は大雨で洪水、東北部は雨が降らずに干ばつだと言ってきました。長江の上流では、洪水が頻発していて、「三峡ダム」は、いつでも崩壊の時を迎えるのではないかと警告されているのです。

長崎県下では、異常な豪雨だったと聞いて、わが家の眼下の「巴波川」は、今年は、どうなることかと思ったりしております。昨秋以来、四階住まいですから、洪水に襲われても、床上浸水の心配はなさそうですが、増水で外出ができなくなる可能性がありそうです。それで、雨靴と長靴を、ホームセンターで買ってきました。

また次男が、携帯用のソーラー充電器を持ってきてくれました。また娘がカンテラを買うと言ってくれました。電池と水と携帯ガスコンロなども、言われて買い求めてあります。食糧の備蓄でしょうか。備えあれば憂いなし、ですね。

(“weather news”の環状アークの映像です)

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