水炊き

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今朝4時半の気温は8°です。『寒い!』のです。那須高原に近いからでしょうか、早く冬が来ているのかも知れません。昨日の晩ご飯は、私の父が好きで、母がよく作っていた「水炊き」でした。白菜、春菊、長葱、それに鶏肉でしたが、わが家は「豚肉」に変え、「しめじ」を加えて煮たのです。それを、友人が鹿沼から買って来てくれて残しておいた「赤大根」と生姜とを「おろし」にして、〈創味〉を醤油がわりにして、それにつけて、〈したつづみ〉と言う頂いたご当地米を炊いて、食べました。

この水炊きは、初冬の夕食には、一番のお似合いでしょうか。ちゃんとでデザートもあり、歓迎の意味で卓上において置いてくださった「柿」を剥いて食べたのです。退院当初は、『食べたいわ!』と言うから作っても、なかなか食べれなかった家内が、昨晩も『フーフー』しながら、実に美味しそうに食べてくれました。最近は食欲旺盛なのです。

昼前に、ここにやって来られたご婦人が、家内に頼まれた物を買いに行って帰って来た私に、ドライケーキを一つくださったのです。ここのボスと3人で談笑してから、それを持って二階に上がり、テーブルの上に置いたら、家内に食べられてしまいました。もちろん、『食べていい?』と言った後でした。ほとんど間食をしなかった彼女が、お腹が空くのでしょうか、甘い物には気をつけて来ているのですが、彼女には、「食欲の秋」の到来です。

深まり行く秋で、もう鳴き始めている鳥の泣く声も、秋色がしているのかも知れません。子どもたちが、私たちの《巣》を探してくれています。彼らは、東京に近い、ここから南の方にに越してくるように願っていますが、家内は、『栃木がいいの!』と言っています。それで子どもたちが折れて、獨協医科大学病院に通院しやすく、通院の間に生活しやすく静かで、鄙びた地にある家を探してくれるのでしょう。好い一日をお過ごし下さい。

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