昨日の朝、「蕎麦遠足」の前に、「うずま公園」の掃除に出ました。落ち葉が絨毯のように敷き詰められていて、まさに晩秋を迎えた公園で、早朝の奉仕でした。竹ぼうきで面白いほどの枯れ葉が集められ、瞬く間にビニール袋に枯れ葉が押し込まれて、30袋ほどにもなりました。
枯れ葉を踏む、あのカサカサの音が気持ちよくて、買い物帰りに踏んでいたものの掃除でした。この枯葉は、以前は、「堆肥(たいひ、肥やし)」にするために使われていたのですが、今や化学肥料に取って代わってしまい、出番がなくなってしまったようです。
まだ子どもたちが小さい時でした、教会学校の「焼き芋遠足」に、郊外の山に中にある山間公園に出掛けました。落ち葉を集め、バケツに何杯もの消化用水を置き、濡れ新聞紙に包んだサツマイモを、火の中に入れて焼いたのです。
あんなに美味しい焼き芋は、その後食べていません。街中で、落ち葉で焚き火をしたり、焼き芋もできなくなってしまったので、スーパーの入り口付近に置いてある焼き芋は買って食べようとは思いませんが、きっと、野外の自然の中で、冬を間近に秋を感じながら食べたら、どんなに美味しいことでしょうか。
その後の遠足に、どなたかが、「サクマドロップス」を持ってこられ、バスの中で、缶が回ってきて、一ついただいて舐めたのですが、懐かしい舌の感触がし、子どもの頃の味がしてきて、ジジババ遠足が、遠い日々を思い起こさせてくれました。
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