蚊難

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 今朝方、つまり真冬の12月の30日の明け方2時半のことです。左手の甲が痒くなって目を開けましたら、『ブーン!』と、聞き覚えのある音がしてきたではありませんか。ななんと蚊でした!昨日は暖かな日で、最低気温の予報が13度くらいでしたから、それで蚊が出没したのでしょうか。まあ、信じられないことで、想定外の「蚊難」でした。飛び起きて、夏の残りの痒み止めをすり込みました。かゆみはとれたのですが、眼が冴えてしまいまったのです。それで、読みかけの本を取り出して、ベッドの中で読み始めた次第です。

 だれも刺されなくとも、決まって蚊に刺されるのが私ですから、血か体質に問題があるのかも知れません。だいたい毎夏、蚊帳をつって寝ているのですが、ひとシーズンに5回ほどは、蚊帳の中で蚊に刺されてしまう私です。そうでなければ、蚊帳の外から、蚊帳に触れている手を刺されることもあります。5年目の華南の地での「蚊難」には、本当に参ってしまいます。来年は、〈体質改善〉をしなければいけないかなと思うのですが、根本的な対策などあるのでしょうか。特別に美味しい物を食べているわけではありませんから、食習慣との相関関係はないと思うのですが。

 夜明けにはまだ3時間程もありましたから、読書ができたことでよしとしたのです。しかし、来シーズンは強敵の蚊と停戦同盟を結ぶ必要も、真剣に考えている、2011年がもう一日の晦日であります。改めて美い年を迎えられますように!

(写真は、終の棲家にしたいと願っている岩手県・岩泉線「押角の森」(山岡 亮治氏撮影)です)

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