春花

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 サンフランシスコ湾の海辺の公園に咲く花だそうで、昨日送信してくれました。春を感じた自然界は、いっせいに花開き始めています。閉じ籠り症候群の私たちに、長女が綺麗をお裾分けしてくれています。もう何年も前に、サン・ホゼに行った時に、案内していただいて、サンフランシスコに、ジャイアンツのアメリカン・リーグの野球の試合を観に行きました。

 この街にある一帯は、多くの日本人や中国人の農業移民の地で、多くの移民のみなさんの汗と涙を受け止めた地なのです。作詞が佐伯孝夫、作曲が佐々木俊一、渡辺はま子が歌った「桑港(サンフランシスコ)のチャイナタウン」と言う歌があります。

桑港(サンフランシスコ)のチャイナタウン 夜霧に濡れて
夢紅く誰を待つ 柳の小窓
泣いている 泣いている
おぼろな瞳 花やさし霧の街
チャイナタウンの 恋の夜

桑港のチャイナタウン燃えて
泪顔ほつれ髪 翡翠の篭よ
忘らりょか 忘らりょか
蘭麝(らんじゃ)のかおり 君やさし夢の街
チャイナタウンの 恋の夜

桑港のチャイナタウン 黄金(きん)門湾の
君と見る白い船 旅路は遠い
懐しや 懐しや
故郷の夢よ 月やさし 丘の街
チャイナタウンの 恋の夜

 この街は、浪漫チックに歌われたのですが、日本人や中国のみなさんの勤勉と我慢が作り上げたと言えるでしょう。来る春くる春に、美しく咲き出す花は、移民のみなさんを慰め励ましたことでしょう。

 
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