心の栄養

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今年、〈花林糖断ち〉を宣言したのですが、一度だけ食べてしまいました。息子のお土産に買って、帰りに持たせるつもりでしたが、『要らないよ!』と言われて、しばらく乾物ケースに入っていたのですが、『まあいいか!』で、手をつけてしまいました。宣言違反でした。

そうしましたら、家内が交わりをしていた、華南の街にあった〈奥様会(既婚者女子会〉〉のメンバーで、日系企業の総経理をされていた方の奥様が、一足先に帰国されていて、家内の病気を知って、お見舞いにきてくださったり、宅配してくださったりで、「日田羊羹」を二度も頂きました。お嬢様の嫁ぎ先の金沢の「きんつば」までも。

また、来年大学受験の男の子さんを持つお母様も、そのメンバーで、息子さんよりも一足、二足早めに帰国されて、京浜の街でお仕事をされているのです。帰国子女枠で、有名大学の受験準備を、お母様もなさっておいでです。この方からも、関西圏の銘菓が送られてきて、〈甘党〉は、脆くも誘惑に落ちてしまった今年の後半です。美味しかったです。《心の栄養》で感謝しています。

どこの老舗でしょうか、羊羹の紙袋に入ったお金を、もらった政治家がいたそうですが、不届きですね。羊羹の紙袋は、あくまでも羊羹にのみ使うべきです。これで〈日本カジノ〉に綻びが入って、破談になるといいですね。合法、非合法問わず、賭博は、競馬や競輪や競艇、パチンコにしろ、人を不幸にし、家庭をダメにさせる元凶だからです。

社会勉強で、若い頃に一度だけ、立川競輪場に行ったことがありました。車券は買わないで、夢中になって赤鉛筆をなめなめして、勝ち予想をしている人の真剣な顔を、眺めて帰ってきました。“ ジャンジャンジャン ” の鐘の音の響きが、魔物の様な音で聞こえていました。クワバラ、クワバラです。

ところが上の息子が、ボランティアで来栃の折、“ 二日遅れのシュトーレンー “を差し入れしてくれ、華南の街で食べた味を思い出して、美味しいのと懐かしいのを味わいました。昨日、半分を出先に持って行き、みなさんに差し入れしました。小豆にしろ、レーズンにしろ健康食品です。娘が、もう一本持ってきてくれました。次女や次男は、持ってこないでしょう。次男は、《正宗(zhèngzōng/中国語で〈正統派〉という意味です)の「よもぎ餅」》を、母親の身体に好いと、毎回、持参で訪ねてくれます。

(大分日田の赤司日田羊羹です)
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