『友あり遠方より来たる!』で、華南の街で、行き来をした夫妻が、留学中の息子を訪ねて、その足で、家内を見舞ってくれました。夏期休暇に入ってから来れば便利なのに、息子の学期中に、わざわざやって来られたのです。わが家に二日泊まって、今日は、三人一緒に、『江ノ島電鉄に、父と母を乗せてあげたい!」と、息子が言って帰って行きました。
そこは、自分の好きなアニメの舞台だそうで、中国東北の大学に学んでいた時に、観たのでしょうか、若者の様に若いご両親に、同じ感動を伝えたいのでしょうか。一昨日は、食材を蔵の街のスーパーマーケットに買いに行ってくれ、〈中華料理〉を、お母さんが美味しく作ってくれました。
海辺の漁村で育ったお母さんですから、海鮮料理でした。家内を喜ばそうとしてくれたのです。昨夕は、こちらの友人夫妻が、「天婦羅」を揚げてくれて、〈日本料理〉でもてなしてくれました。友人夫妻は、水曜日に夕食を、わが家で作ってくれ、一緒の交わりを持とうとしてくれていて、ちょうどその日でしたので、七人でご馳走になったのです。
お父さんは、華南の街に母子を置いて、広州と上海で、電気技師、設計士として長年働かれ、息子が瀋陽の大学に入学を機に、お母さんも上海に居を移し、ふるさとのお母様を訪ねて帰って来るたびに、交流をして来たのです。息子は、帰省中に、家内から日本語を学んで、大学に戻ると電話で日本語で交流して来ていました。
昨秋、東京都下にある大学の大学院に留学し、医療ロボットの研究を始めている青年です。実に《好青年》で、自分の息子にしたいほどです。東京の事務所の友人が、彼のために、骨身になって家を探してくれ、そのアパートに住んでいますが、研究で忙しくなるので、大学院の寮に入ると言っていました。
彼らは、私を休ませようと必死でした。お陰で、ずいぶん楽をさせていただいた二日間でした。来年も来たいそうで、その時には、p家内が元気になっていて、一緒に、日光線や鬼怒川方面にある温泉に行けたらいいと、言っていました。実に感謝な家族でした。(6日記)
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