冷やし中華

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おはようございます。今朝のベランダは、28℃、暑い一日が予想されますが、このところ朝は、ちょっと涼しさを感じられています。伊豆諸島をを北上している台風13号は、やがて熱帯低気圧になりそうですが、大雨の被害をもたらしそうです。昨夕は、お母さんと、この秋から、日本の大学院で学ぼうとしている青年が来られました。『先日、ご馳走になった"冷やし中華"を、また食べたくなったので、お邪魔していいですか?』とのことで、来宅されたのです。

お母さんと息子と家内で、いつもの食材で、一緒に作っていました。お母様は、ご自分の故郷で、彼のおじいちゃんが、引き潮の時に、やって来た孫兵衛に食べさせようと、朝早く獲った、小粒の巻貝を調理して持ってきてくれました。夏場だけの故郷の味覚何だそうで、これが美味しいのです。楊枝で上手に巻き取って、話をしながら食べるにが好いのだそうです。

私の父の故郷も、海浜でしたが、漁村から軍港に変わってしまいましたし、父は孫兵衛の私たちを連れて、帰郷することがなかったのです。夏休みに田舎に帰る、という経験がありませんでした。当時の日本は、そんな時間的、経済的ゆとりのある時代ではなかったのですが。

ですから三浦半島突端の海の味覚が、何か知らないのです。きっと、鯵の小魚や貝などが、ちょっと軍港から外れると、穫れたに違いありません。父の青年期に亡くなった祖父を知らないのですが、もし元気だったら、四人の男の子を連れて行ってくれたかも知れません。

かくいう私も、孫兵衛が遊びに行けない、大陸にいますので、母方の故郷に帰っている様です。"実家"がないのは、子どもたちにも、孫たちにも物足りないことでしょう。今朝は、朝顔が、今季最高数の6個咲いています。一本の蔓に大賑わいです。好い一日をお過ごしください。"冷やし中華"と呼ばれながらも、こちらにない中華料理に、舌鼓を美味しそうに打っていました。

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