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『愛しい風が吹く!』のだと、ラジオで聞きました。北風とか寒風や空っ風から、春の「愛しい風」に変わったかと思っていましたら、河津桜や八重桜が咲いたと思っていましたら、ソメイヨシノが咲き始めました。
昨日の夕方は、空が、かき曇ったったと思ったら、「雷(らい)さま」が鳴り轟いたら、強い雨が降り始めました。ソメイヨシノも、もう少し頑張ってほしいと願っているのに、花吹雪の乱舞前に、散ってしまうのでしょうか。
桜花が散ると、何だか春がいってしまう様で、惜しむ思いが強くなります。新栃木の駅に行く駅前通りの路側帯に、思川桜が植えられていて、その花も咲いているのを見たり、天平の丘の史跡跡に植えられた薄墨桜も綺麗に咲いた春でした。
その雷さまが止んだら、西の空に太陽が顔を出したのです。東の空を見ますと、虹がうっすらと出ていました。春は行くってしまうのでしょうか。市内の小学校では、この水曜日に、入学式があって、式の帰りの親子連れの姿を見かけたのです。わが家の子どもたちの入学式が、思い出されてまいります。
早咲きも、まばら咲きも、咲き誇るのも、散るのも、吹雪く様になるのも、濡れるのも、葉桜になるのも、そしてポツンと存在を表す山肌の桜も、どこに咲いても、春の到来を告げる、どんな花も趣があって、いい季節です。そう夏だって、秋だって、冬だって、四季折々に自然界は、人に語りかけてくれます。来た春が行くかの様です。
(家内の撮影した写真です)
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