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竿の先ではなく、ベランダの胡蝶蘭を支えていたポールの先に、トンボが止まっていました。『秋が来た!』のだと感じて、急に涼しさが感じられたのです。
今朝も、秋を見つけに、散歩に行ってきました。大輪の赤と白の木槿(むくげ)の花が、脇道で元気に咲いていました。長く住んだ街に降りていき、高速道から国道に降りていく連絡路の脇で、この木槿の花が、この季節に、帰ってきた私を出迎えてくれたのです。
7歳まで、そして27歳から61歳まで住んだ街は、長男が3ヶ月から、下の三人の子どもたちが生まれ、4人の子どもたちが育った街でもありました。尽きない思い出のふるさとになるでしょうか。
もう田圃の稲は、刈り入れ間近で、もう刈り取りがすんだところも多く見かけられます。米騒動が嘘の様に、稲穂が垂れているのです。慌てず、焦らず、諦めず過ごしたいものです。
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