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“ Kaguya de marché “ で、「麦わら音楽団」の concert があって、その模擬店で買った刺繍絵の《野原を泳ぐ風船》です。風にさらされ、なびかせられ、どこともなく飛んで行こうとしている風船に、自分の思いを乗せてみたくなって、見ていっぺんに買ってしまいました。New face です。
同じ風が、草を揺すっている様子がいいのです。一昨日と昨日と、雷光・雷鳴・雷雨の襲来で、地が揺り動かされているかの如き有様でした。18の時に、熊本の本渡で、台風に遭いました。真夜中、窓ガラスが壊れ、廊下を隔てた部屋の襖を背中で押さえて、まんじりともしなかったことがありました。まさに台風渦中の怖さでした。
それ以上の凄まじい暴風雨で、視界ゼロでした。初めての経験でした。雨が雲の様に真っ白く西から、そして東から猛烈に吹いていたのです。この風船を飛ばしているのは「そよ風」、76年のこれまで、そよ風ばかりではなく大嵐もあったのを思い出しています。
異常気象で自然界は荒れ狂っていますし、コロナ騒動も収まりませんが、心の中には、そよ風が優しく吹いている様で、素敵な老境を過ごしております。この日曜日の午後、礼拝を済ませて出かけたconcert で聞いた、ジャズ調のgospel song が聴き心地がよかったのです。"You rase up me “ でした。まだ、その余韻が残っています。
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