マンゴー

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 「都の大通りの中央を流れていた。川の両岸には、いのちの木があって、十二種の実がなり、毎月、実ができた。また、その木の葉は諸国の民をいやした。 (黙示録22章2節)」

 こんな広告が入って来ました。一個、1200円もするのに驚いてしまいます。今頃華南の街の果物屋やスーパーの店頭では、真っ赤に熟れた「芒果mangguo」が売られていることでしょう。同じ台湾から、海を越えて輸入されているのに、一個100円程度で買えるのに、日本の広告では、こんな値段になって、赤すぎる色付けにされていて驚かされます。
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 日本は、輸入業者から何軒もの仲買が入って、値がつり上げられていく、それで価格が決まる流通組織がある様です。マンゴージュースも美味しいのに、気軽に買えた今頃が思い出されます。種類は違うのですが、小粒の芒果が、アパートの敷地に接する幼稚園の園庭にある五、六本の木に鈴なりになっていました。外から、竹を使って採るのです。季節になると、早い者勝ちで独占して採ってしまう人が、毎年いました。しかも早朝、誰もいない間にです。
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 華南の地の果物は、種類が豊富で、みずみずしくて美味しいのです。それで、『今頃は!』と言いながら、思い出すだけで、こちらでは食べられないでおります。

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