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必ず、新宿の高島屋で、「向島 志”満ん草餅(よもぎ餅)」を買って、新宿からJRと東武日光線を結ぶ特急電車に乗って、2週に一度の週末の土曜日に、次男が、家内を見舞ってくれます。多くを話さない息子ですが、母思いなのです。姉たちが遠くにいて、その分も含めての来訪なのです。
この「よもぎ餅」は、段違いで美味しいのです。近所でも作って売っていますが、生き馬の目を抜くほどの大東京の下町で、老舗の暖簾を守り続ける和菓子店の名品です。母親の病状に良いことを知って、入院中から続いているのです。「よもぎ(蓬)」は、ノーベル賞に輝いた屠女史の研究で、化学的に証明されているのです。
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ヨモギから見つけ、抗マラリア薬として開発した中国人研究者屠氏が、2015年のノーベル医学生理学賞を受賞されたということ。屠氏はキク科ヨモギ属の一年草であるクソニンジンからマラリアの特効薬となる「アルテミシニン」を抽出し、1990年代以降、マラリアの治療に大きく貢献した功績が認められ、 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった。
中国国営の新華社通信は、「この薬のおかげで100万人以上の命を救うことができた」と報じた。
http://www.independent.co.uk/news/science/nobel-prize-in-medicine-ancient-chinese-mystic-led-youyou-tu-to-develop-prizewinning-anti-malaria-a6680471.html
「ヨモギが癌細胞を死滅」 その内容は少し難しいかもしれませんが、 アルテミシニン 漢方として使われることの多いヨモギから抽出されるものは、癌細胞を破壊する力があり、健康な細胞1つにつき12,000個もの癌細胞を消滅させることができると! (参考は 科学雑誌「Life Sciences, Cancer Letters and Anticancer Drugs」)に発表された研究論文より発表されています。
また、アルテミシニンは 抗がん剤よりも34,000倍も正確に癌細胞だけを狙い、死滅させることができる! 驚きです!腰が抜けます! 世界には色々なヨモギの品種があります。日本の一般的なヨモギだと200g食べなければならないわけです。毎日、200gのヨモギを食べるのは簡単ではないように思います… とはいえ、この量は、既に癌を発症している人に対して薬効が期待できる量です。 まだ癌を発症していない人の癌予防には、これほどの量を毎日摂る必要はありません。
どのヨモギ属においても、アルテミシニンは花に一番多く、次に葉。茎と根にはほとんど無いらしく、日本では花を食べる習慣がないのが現状です。 それでもヨモギ(蓬)は万能薬草。 ハーブの女王です! 食べる(食卓に) 飲む(お茶として) つける(薬草として) 浸かる(お風呂に) 燃やす(お灸) 嗅ぐ(アロマ) ヨモギを食べたから癌が治る? という訳ではありませんが、 防除、安心です、副作用もないですから。
他効能として ほうれん草の3倍もの「食物繊維」や貧血やコレステロールに効く「クロロフィル」、免疫力を高め粘膜や皮膚を作ってくれる「カロチン」、止血効果のある「ビタミンK」などが豊富に含まれています。 食事だけでなく、自分を取り巻く様々なこと(環境、仕事、家族、人間関係など)を考慮してみましょう。 なんだか無性によもぎ餅を欲しませんか? 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 (文・中瀬由香)
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今週、星の遺跡に行きました時に、遺跡の近くの原っぱに、ヨモギが芽を出していました。少しですが摘んで帰ったのです。どこのもう野原や田の畦道にも、ヨモギが出ていることでしょうか。桜よし、ヨモギもよしの三月です。
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