雑草の如く

 

 

これは、広島県呉市・灰ヶ峰に咲く「ノイバラ(野茨)」です[☞HP/里山を歩こう]。秋になると、赤い実をつけるのです。雑草の様に強い生命力を持っていると言われています。

巨人軍で活躍し、大リーグでもリリーフ・ピッチャーとして名を馳せた、《雑草魂》をモットーとした、上原浩治投手が、先ごろリーグ途中で引退しました。実に男らしい《引き際》でした。なかなか踏ん切りが付けられない人が多いのですが、涙と共に決意を表明していました。

 

 

大学受験に失敗し、一浪で入学を果たしています。この間の事情を、『・・・隣町の予備校に通う傍らジムでトレーニングを積み、更に家計への負担を減らすために夜間は道路工事のアルバイトもこなした。この間の努力は「人生であれほど燃えた1年間はない」程だったという。』と語っています。

阪神大学リーグで活躍して、名門巨人軍に入団した方です。遅咲きの花の様でしたが、野球人としては、《この人ありき》、強い野球チームだからではなく、野球の醍醐味を身をもって表してくれた《名投手》でした。第二の人生の活躍を期待します。

(下は秋に実をつける「ノイバラ」です)

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