駅から我が家までの道端に咲く花を、先週末のやって来た次男が撮った写真です。この花の名前の“Marguerite”は、次女の娘婿の父方のおばあちゃんと同じ名前です。私の母と同じで、4人の男の子のお母さんで、女手一つで育て上げたのだと聞きました。
《女は弱し母は強し》、いずれの国のお母さんも、同じで、その手で作ってくれた食べ物を食べて、洗ってくれた着物を着て、掃除をしてくれた部屋で休み、その笑顔とことばに送り出されて、子は成長するのです。
このマーガレットの原産国は、アフリカ大陸の西岸にあるカナリヤ諸島だそうで、明治の末期に、わが国に伝わっています。そうしますと、この道端の花は、長い旅をしてやって来て、そこで花開かせて、行く人を楽しませてくれていることになります。
そういえば、マーガレットを訪ねた時に、美味しいお茶をご馳走になったことがありました。
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