詫び

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"末っ子"が結婚して、実質的には、子育てが終了したことになります。もちろん、相談にのったりはできます。最近では、どうするかを、子どもから言われる機会が、会うたびに増えていますので、『相談にのってもらう!』なのでしょうか。

ここに貼ったのは、"Facebook"に投稿されていた一文です。四人の子に、『どうしていただろうか?』と思い返しながら読んでいました。初めて親をやって、出くわすことに戸惑い、力不足ながら、必要に迫られて、『えーい!』でやって、遂にし終えたのでしょう、今は反省の時期を迎えています。

蔵書の中に、「もう一度父親をやり直せたら」と言う本がありました。こういった本が出版されるということは、多くの親が、そう感じているからなのでしょうか。昔に戻って、『腹一杯食べていいよ!』、『いいよ、なんでも買って上げるよ!』、『どこにでも連れてって上げるよ!』、『お母さんに優しくするよ!』と、制限ばかり、待つことばかり、心配させてきた私は、もう無責任に、いえ本音で、そう言って上げたいのです。

四人を見て、みんな自分よりも、《よく生きてる》と思うのです。不安一杯で、大き目のバッグに、必要なものを入れて、中学を出て、長男と次女と次男は、親元を離れて行きました。長女だけは、親元から高校に通ったのですが、彼女も高校を終えると、東京に出て行きました。そう『可愛い子には旅をさせろ!』だったのです。

<親バカ>ですが、今、それぞれに精一杯に生きているので、"親業"は卒業の様です。今度は、"自分業"をしなければいけません。つまり、"終活"です。先日、若い頃に5年半一緒に過ごした方に、久し振りに会って、先ず、<若気の至り>を"詫び"たのです。そういうことしないで生きてきたので、ちょっと難しいのですが、やってみました。その続編をしなければいない人たちが、結構いそうです。

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