母への便り

お母さん、

おはようございます。

東京は、立秋を過ぎても、酷暑が続いているようですが、お元気で支えられ守られてお過ごしのこととお喜びいたします。◯ちゃんのそばで、ゆっくりとしておられることと思います。

8月15日に、京王線で橋本、横浜線の新横浜から京都に行き、京都で下車しました。京都では、日曜日の朝、ある所によって、昼過ぎに京都から関西空港まで特急に乗車しました。飛行機の出発が1時半ほど遅れましたが、華南の空港に無事に着き、夜8時過ぎに家に帰り着きました。中国への出立の朝、お母さんは出かけていましたから、挨拶なしで出てしまいました。お赦しください。

今年の日本の夏は格別に暑かったのと、あちらこちらと出掛けましたので、お母さんといっしょに、あまり散歩ができませんでしたね。このことも赦してください。でも母さんが、元気にしていらっしゃる姿を見て安心しました。お母さんが、美味しそうに感謝しながら食事をしているのを知って、これも安心でした。あまりゆっくり、一緒に話もできませんでしたね。でも、お母さんのそばにいることができて感謝でした。

病弱で一番心配をかけた三男ですが、お母さんのお世話で、誰よりも健康が支えられて、今を生きることができて感謝しています。心から感謝します。時々、幼い日の出来事を思い出しています。お母さんも親爺も、家庭的には、あまり恵まれなかったのですが、僕たち4人の兄弟のために素晴らしい家庭を築いてくれたことを思い返して感謝しています。ありがとうございます。ですから、僕も4人の子どもを授かって、育て上げることができて感謝しています。

◯に本拠地を移されて、いかがですか?◯ちゃんと姉上に優しくしていただいていることでしょうね。どうぞ◯を楽しんでくださいね。お母さん、外を歩いて散歩を続けてください。足の筋肉も、お尻の筋肉も、オシッコの筋肉も、歩くことによって強くなるからです。◯ちゃんが、きっと連れ出してくれることでしょうね。◯ちゃ夫妻も◯ちゃんも、お母さんのことを一番に思っていますよね。僕は、遠くにいて、なにもできないことを赦してくださいね。気持ちだけは、ありますので忘れないでください。家内も同じ気持でいます。お母さん、◯ちゃんが言っていたように、お母さんの愛読書を、書写したらいいですね。きれいに書けたら送ってください、楽しみにしています。

お母さん、◯に住んでいた頃が懐かしいし、八王子も、清川も懐かしいですね。生まれた御岳昇仙峡も、ぼくに取っては忘れられない出生地ですから。お母さんも、◯が懐かしいでしょうね。でも、僕たちには、帰っていく本物の故郷があるのですから、何と感謝なことではないでしょうか。そこに行くことができるように、教えてくれたお母さんには、感謝でイッパイです。ますます元気で、感謝して、喜んで、今を生きてくださいね。華南の街の空の下から願っております。

こちらは、酷暑です、37度、体感40度といったところでしょうか。でも守られていますので、安心してください。先日、「土楼(土で作られた家・砦のような役割を持った戦火を逃れて移り住んだ漢族の家)」に、若い友人が案内してくれて行ってきました。この人は◯ちゃんと同じ仕事をしています。その時の写真を送ります。また、近所でお母さんほどの方が娘さんと歩いていた時の写真です。もう1つは、永定県にある孔子廟で撮った写真です。

では、お母さん、お元気で!何時も何時も、お母さんのことを思っています!またメールをします。家内からも、くれぐれもよろしくとのことです。